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「ターシャの庭」…ガーデニングが好きな方で知らない方はいないと思いますが、揖斐川町にその日本版を造るという事で協力させて頂きました。元々の「ターシャの家」の雰囲気を再現するという事でしたので、素材選びをかなり検討をしました。
外壁はレッドシダー(米杉)貼りです。だんだん色が抜けてくると朽ちた感じになっていきます。床は構造材であるSPFの210材を、横使いに貼りました。無垢材の迫力があり、当時の家はこうだったであろうというという荒々しさがあります。内装はペイント仕上げで、これは今では当社のスタンダードですが、当時であればなおさら塗装であった事でしょう。手作り感が床とぴったりです。
一番難航したのが薪暖炉です。近代的な鉄製暖炉は当時存在しないとの事ですので、レンガで新たに組みました。安全性もさながら煙を上に逃がす為には煙突もレンガで積む必要がありましたが、予算的に無理…そこで一工夫をこらして使えるようにしました。玄関扉も手作りで鉄製の飾りを付け、ポーチはウッドデッキとしました。流石に窓はアルミサッシですが、手作り感溢れる施設になりました。
お客様の用意されたアンティークな小物が本当によく似合います。これから庭木の方をどんどん増やしていかれるとの事ですので、日本板ターシャの庭の完成(?)が楽しみです。 |
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