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立地的に、北面しか見えないお宅は多々あります。A様が建替えのご依頼をされた土地もそのような旗状地でした。しかし、ご希望された南欧風の外観に限っては小さめの窓が並びますので、北面のデザインをするに当たって好条件と言えます。水回りとユーティリティーの窓を等間隔に並べる事によって、まるで生活感のない不思議な外観が出来上がります。しかも間取りの使い勝手には全く影響を与えておりません。
唯一、窓の配置ができない所に収納を希望されましたので、そこにはダミーの窓飾りを提案させて頂きました。ディズニーランドでも、あたかもそこに窓があるかのように見せる飾りはあちこちに使われております。こうして家の全体が見えないにも関わらず、イメージを掻き立てさせられるお洒落な北面の外観が出来上がります。北面がデザインされた造りは日本では珍しいので、大変目を引きます。
南側は全体を見る事が難しいので、ポイントとなる部分を装飾しました。土地を有効に使おうとすると、どうしても無味乾燥な外観になりがちです。そこで、まずはポーチの屋根をアーチ型にしてブラケットにて装飾、そしてキッチンから望む窓もアーチにして、バルコニーの壁にも各所にアーチを使いました。このような土地の家は接近して見る事が多いのですが、アーチが目に入る事によって視覚的な柔らかさの効果が得られる事を期待しています。南の正面からはガレージが見えるだけですが、アメリカ製のガレージドアにもアーチの飾り窓が設けてあり、その中がどうなっているか期待させてくれます。
玄関を入るとパイン材の床と、腰板で柔らかい雰囲気のインテリアが迎えてくれます。1階はリビングを広くとるために、あえて個室を設けませんでした。天井は高く30畳近いLDKは大変開放感があります。ただ広いだけでなく、要所に奥様や子供さんの作業スペース、造り付けのキャビネット、畳スペース、キッチンカウンターなどが設けられ、機能的な空間にもなっております。
2階の子供部屋は将来二間に仕切られるように大部屋とし、夫婦寝室と書斎、ホールには物干しスペースを設けました。条件の不利な土地ながら、おしゃれで生活を最大限に楽しめる家になったと思います。 |
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HOUSE&HOMESでは、高気密・高断熱の高性能住宅をご提案しております。もちろん機能面だけでなく、設計やデザインもお客様のご要望通りに設計致します。お気に入りのお家がございましたらお気軽に資料をご請求下さい。北米のデザインを取り入れた輸入住宅もお勧めです。
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