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わくわく家人(うちんちゅ)コラムバックナンバー
 
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2010年11月19日
最近はずっと中国船の衝突事故ネタでもちきりでしたね。全く目が離せませんでした。海上保安官による映像流出によって、とりあえず一幕降りた感じがしますが、日本を取り巻いている大きな問題を浮かび上がらせる事となりました。

今までは「愛国」というと、街宣車に乗って休みになると大声で叫んでいる輩の印象が強かったのですが、計らずともこの問題でこの言葉の意味がもっと身近に、自然に受け取れるようになってきたと思います。

さて多くの北米製品を多く扱う当社ですが、リーマンショックの影響で嫌米の方が増えるかと思い内心がっかりしておりました。でも、やはりアメリカがあっての今の日本という事を再認識する事となり、なんとか株が上がりそうで胸をなでおろしております。

専守防衛しかできない自衛隊…アメリカが尖閣諸島を守ってくれるという言質をとるのに一喜一憂した事は、今の日本だけでは外国の脅威から守る事は難しいという事を見せ付けられました。 平和な日本の中にいるだけではわかりませんが、世界は隙あらば他国の領土を奪ってやろうという悪意(?)に満ちている事も感じる事ができたと思います。

日本の立ち位置をわかりやすく書くと、

のび太=日本
ジャイアン=中国
ロシア=スネオ
しずかちゃん=アメリカ
ドラえもん=いない

こんな感じでしょうか。ドラえもんがいない以上、のび太は自分で頑張るしかありません…。今後どうすればよいのか?ヒントは又もやドラえもんの中にありました。ドラえもんが帰ってしまうという最終話(のような話)…のび太はもう頼るものがない事を悟り、果敢にもジャイアンに立ち向かいます。そして、ボロボロになりながらも撃退します。子供心に感動したものでした。色々な意味でこれからこのような対応が迫られると思います。

でもできればこんな事は考えたくありませんね。どこからこうなってしまったのでしょうか…?
 
2010年10月04日
家は口に入るものではありませんので、食べ物ほど神経質になる事はありません。しかし、彼の国の物はそれの斜め上を行っておりました。

…時は住宅バブルに沸く数年前のアメリカ。今では考えられませんが、当時は壁の内側に貼るボードが国内の供給では全然足りなくなり、安価なものを彼の国から大量に輸入していたそうです。そして数ヵ月後、住んだ方が健康被害を訴えたり、仕上げからシミが浮き出してきたり、大きな問題となりました。

調べてみると原因はボードでした。普通は石膏を使うはずなのに、なんと硫黄を大量に混ぜていたらしいのです。確かに粉末にしてしまえば見た目はわかりません…。ただ、ご存知のとおり硫黄は温泉に含まれておりますが、ガスを発生しますし化学反応で変色を起こします。まさかそんな事をするとは!アメリカ人もびっくりした事でしょう。

思えば赤ちゃんの脱脂粉乳にメラミンを混ぜたり、漢方薬に泥を混ぜたり、プラ食器に変な薬品を練りこんだり、見た目が似たようなもので増量するのは彼の国の常套手段なのでしょう。もしかしたら、現地の人は案外それでも普通なのかもしれません。(泣)

しかし、これだけ彼の国の製品が多いにもかかわらず、当社の住宅建材では驚くほど日本製が多いです。100円ショップの消耗品はいざ知らず、何十年も持たせるものを選んでいくと、どうしても彼の国の物は外さざるを得なくなります。当然少々高くなるのですが、後のメンテナンスが驚くほど少ないので安心料と思っております。

今回の問題で、いよいよ日常生活においてまで生産国を気にしなければいけなくなりました。日本向けの製品については意図的に増量をしてくる可能性もあります。「安い事は正しい事」と、日本製を追い出して多くの物を外国に委ねておりますが、今一度見直す時期にきているのでしょう。国内製品は広義で言えば地産地消にあたります。日本で生産消費すれば雇用も生まれ、景気回復も早いに違いありません。

バンクーバーアイランド唯一つ言いたい事があります。ジャラジャラ付いた「ガラパゴス機能」はいりません。国内のメーカーは彼の国のそこは見習って、安くてシンプルなものを目指すべきだと思います。(画像はバンクーバーアイランドです。)
 
2010年09月06日
大変ご無沙汰しております。暑くて全く書く気になりませんでした…。

最近の世の中の移り具合は、今までに増して目まぐるしいものがあります。円高、為替の動き、新興国の台頭、中国の賃金上げ要求、消費税UPの気配…これらは全て不安定な要素となり、製造現場では早くも価格に影響しております。ただ最終的な店頭価格になるとすぐに反映するわけにはいきませんので、どの会社も極力バランスを取るべく企業努力をしております。大きな企業になると1円の事でも何百億というお金が上下しますので、一生懸命販売努力をしている現場の方も複雑な気持ちだと思います。

さて、国同士が繋がるにつれ情報の伝達は早くなりましたが、地球の裏側で起きた事が簡単に影響してくるようになりました。イメージ的には地球が水で覆われたような感じでしょうか。どこかで波紋が起きるとどこまでも波が押し寄せてきます。一生懸命汗水たらして働いても、地球の裏側で起きた事に影響されて無かった事にされてしまう…これが国際化社会の怖い所ですね。いまだにリーマンショックから立ち直れないでいる経済をみて、「いっそのこと鎖国してしまった方がいいのでは?」などと思ってしまいます。

しかしここまでくると、望む望まないに関わらず日本も国際化の流れを受け入れるしかありません。身近な所では、外国人が今よりもたくさん周りに生活し始めるという事になるでしょう。平和な日本人がそんな人たちとうまくやっていけるのか?一人一人が考え方を国際的に変えていかないといけない時期にきている…そんな気がします。

とある国のトイレ大抵、後進国の人たちは逞しく、生命力に溢れております。そんな人たちを今後大量に受け入れる政策があると聞いてそんな事を思いました。(画像はとある国のトイレです。)
 
2010年07月28日
北米輸入住宅連日猛暑が続いております。この時期、多くのお宅は南側の窓から入ってくる直射日光をさえぎる為に、すだれを設けたりオーニングをつけたり工夫をしておられます。

我が家は南側に窓がほとんどありません。その為夏場は直射日光が入ってこず、ヒンヤリとしております。もちろん少し薄暗いのですが、それも返って涼しさを増してくれますので、これだけ猛暑でも十分快適に暮らしております。

65坪あるのですが、使うのはもっぱら2階の寝室にある18畳用のエアコンが1台で、1階の小さなエアコンはほとんど使いません。これだけエアコンが効くのも、やはり南側の熱射をほとんど遮断している事が大きいでしょう。

南側に窓がない間取りは不思議に思われるかもしれません。我が家は北側にリビングがあり、南側にはトイレとたまに使う妻の仕事部屋が設けてあります。つまり、計画当初から南からの光はほとんど期待しておりません。むしろ積極的に遮断しております。それでも冬場にTシャツで暮らせるほど十分暖かく、明るさに苦を感じる事はありません。

「パッシブソーラー」という、日射を積極的に取り入れて自然エネルギーで暖房する家の仕組みがあります。これは時代にあったすばらしいい考え方だと思いますが、こと夏場は家の中が暑くなってしまうので、この点が問題でいまいち普及が鈍っております。

又、日本の昔からの家は南面に大きな窓をたくさん設けて太陽光を利用する間取りになっており、これも生活の知恵から生まれたパッシブソーラーです。ところがご存知の通り、このような家は夏は風通しが良くて快適ですが、冬は時には外よりも寒くなり、とても現代の快適さに慣れた人が住むには向いておりません。

自然エネルギーを最大限利用する事はいつの時代もテーマとされており、その為に窓を付けたり外したりする試みが何度も繰り返されてきました。しかしその結論は未だに出ておりません。私はどちらかといえば、不安定な自然をコントロールして利用しようとする事より、それを遮断してしまい自らが生み出すエネルギーで好きなように快適な環境を作った方が良いのではないかと思います。

その結果、行き着く先は会議室のように窓が無くて分厚い壁で覆われた空間になってしまうのですが、これでは生活を楽しむという要素が抜けてしまい、独房のようになってしまいます。つまるところ、窓と壁の面積のさじ加減の繰り返しで、住居の快適さというものが常に課題としていつでもテーマになっております。

読み返すと、だらだらと何を当たり前の事を言ってるんだという感じですね…。これだけ毎日暑いと自然は敵としか思えず、「いかにそれから逃げるか」ばかりを考えてしまいますが、なんとかうまく付き合っていきたいものです。
 
2010年06月24日
「カール爺さんの空飛ぶ家」…もう皆さん見られましたでしょうか?他のPIXAR(ピクサー)映画に漏れる事なく、この映画も大きな教訓と感動を与えてくれました。(最近ペースが速くて、少し鼻に付く事は内緒です。

絶賛すべきは、あの家でしょう。(やはり建築士なので…。)アニメではよくお菓子のような家が出てきます。又、特に輸入住宅を手がけているわけでない会社も、ロゴとして使っていたりします。思えば昔のサザエさんのエンディングの家もあんな感じでした。トトロやキキの家は言うまでもありません。

北米輸入住宅ちあきなおみの「あなた」という歌にもありました。この歌に出てくる「大きな窓、小さなドア」…きっと小さくても居心地の良い家だったに違いありません。四角い体にとんがり屋根、テラスがついた家は現実味がありませんが、「家」と言うものを記号化した時に必ず思いつく形状だと思います。

しかし、アメリカでは現実にそのままの「カール爺さんの家」は建っております。ここがすばらしいと思うのです。ネタバレでしたら申し訳ありません。カール爺さんが8歳(推定)の時にボロボロだった家が、70歳(推定)でもまだまだ丈夫に建っております。…という事は、100年近く建っているという事になります。更に風船で引っ張りあげても(この辺はアニメですが)その形状が崩れない事に違和感を感じさせません。

かなり荒唐無稽なお話しに思えるかもしれませんが、現地では100年以上経っている家はゴロゴロありますし、風船では無理ですがヘリコプター数台とかでしたらあのまま移動する事は可能です。だからアメリカの人たちは、あの映画を見て「私もこの家が気に入ってるからヘリで家ごと引っ越そうかしら?」と真面目に考えるに違いありません。日本の従来の家だと、持ち上げようものなら柱が抜けてパラパラになってしまいます。映画のように浮かぼうものなら「そんなわけないだろ!」と突っ込まれるに違いありません。

それにしても、カール爺さんが年を取っていくにつれ家も古びていきますが、老朽化したパーツは取替こそすれ原型は変わりません。実際変わった事に気付かない人も多いと思います。いかに元の形が気に入っているか、どうして元の形にこだわるのか、どうしてこの家なのか…それがこの映画の隠れた教訓の一つだと思います。(この辺はかなり深いです。)

まぁそれでも子供の見る映画ですので、「古いものに執着せず、新しく生まれて来るものに目を向けよう」といった教えが大筋だと思います。ただ子供はいつも未来に目を向けていますので、こんな事言われてもピンとこないでしょう。もっと年配の方に見てもらう事を願って造られたような気がします。この辺がPIXAR(ピクサー)の挑戦なのでしょうね。子供映画と思ってみると、「ん?この映画深いぞ!」と思ってしまいます。

HOUSE&HOMESでは、今度この映画のような感じの家を造らせて頂きます。「カール爺さんの家」と呼ばれる気がして今からワクワクしております。
 
2010年05月11日
CO2削減の為、今後政府は段階を得て2020年までに省エネ住宅を義務化させていくようです。考えてみれば当たり前の話で、私としては何故今まで野放状態なのか全く不思議でした。現在の隙間だらけの家では、二酸化炭素に限らず石油エネルギーも垂れ流しなので、誰が見ても無駄でしかありません。これに手を付け始めたのは事業仕分け同様、大きな変革が成し得た業だと思います。

これにより、目に見えて変わってくる事があります。巷で「ローコスト住宅」という名前の家をよく見かけますが、現在これらの住宅は断熱性能と気密性能を削って安い価格を実現しているのがほとんどです。今後これらの家は建たなくなります。

断熱性能に関しては、アメリカでもカナダでも国が厳しい規準を設けております。しかし、日本はそうではありません。地震大国ですので、こと耐震基準に関してはどんどん厳しくなっておりますが、省エネに関しては皆さんが日常的に気にしているほど厳しくありません。それぞれの企業の考え方に任されていますので、会社事に仕様は違います。ですから、建売住宅などは見えない所をまず削ります。それゆえ、最低限の物しか入っておりません。

これらのハードルを上げてやる事で家そのものの平均価格は上がりますが、省エネ度やCO2の削減効果も飛躍的に上がります。問題は、「難しいい事はわからんが、とにかく安く新築が欲しい」という方がみえる事です。こういう方にとっては、家の省エネ度が上がっても値段が上がる事を歓迎しないでしょう。

北米輸入住宅北米では、家は不動産に分類されており、投資の一番の対象になっております。(日本は消費材です。)それは、厳しい基準を乗り越えて、信頼がおける国のお墨付きがあるからに他なりません。会社ごとにお任せで、よりどりみどりもいいかもしれませんが、一般の人にとっては家をどう評価していいか解らないのが現実です。

ようやく「丈夫さ」以外の分野で一歩踏み出しました。この調子で長期に亘って不動産としてみなされるもう一つの重要な要素…「家のデザイン」にも言及していって欲しいと思います。自分の家が不動産になり、長期に亘って投資対象になる事に異議のある人はいないと思いますので、どんどん進めて行ったらいいのではないでしょうか。
 
2010年04月15日
カナダリポートの続きです。

北米輸入住宅

北米輸入住宅

北米輸入住宅
新しい住宅地はまるで別荘地かと思うぐらいの住宅が並んでいます。今の日本の住宅を見ると、コストを落とすという理由の下に基本総二階で真四角の形が多いのですが、こちらでは決してその辺りの装飾を無くして家を安く造ろうとはしません。ですから、凹凸とデコレーションされた家が多く、とにかく迫力があります。

コストを下げる為に装飾部分を削らない理由は、常に転売を視野にいれているからに他なりません。家が百年以上持つのであれば、その間何世帯の家族に住み継がれるかわかりません。そして何度も転売されるのですが、その時にすばやく買い手がつくかどうかは家の外観にかかっております。家の造りがどれも変わらない以上、住み心地はある程度予想できます。だから、パッと見て住みたくなるかどうかは外観にかかってくるのです。

日本でも中古住宅の市場が広がってきており、まだ新しいような家も多く売りに出されていますが、築年数のみが気にされ外観はあまり対象にならないようです。その為価格にも築年数が重要視され、元がいくらでいくらローンが残っているかはほとんど関係なく決定されてしまいます。

ところが、日本でも外観に力を入れた家は築年数に関わらず売主の希望通りの値段で売る事ができ、外国と同じ現象が起きております。やはり万人が見て美しいと思えるような家は住みたいと思う人も多く、変に値引きをしないでも買い手がすぐ現れるようです。

日本の家も、昔の和風建築は大変美しいと思います。そこかしこに職人の手が加えられ、豪華な飾がつけられております。ところが洋風というカテゴリーが出てきてからというもの、「洋風とはなんぞや?」との手探り状態の中、創作住宅があちらこちらに建てられております。

今回のカナダ訪問も大変勉強になりました。洋風住宅本来のしつらえ、飾りつけ、凹凸の比率…素人が見ても「こんな家に住みたい」と思わせるのに十分な要素の家が普通に建っております。又今後の設計に活かして、日本ではあまり見られないような正統派輸入住宅のデザインを広めて行こうと思っています。
 
2010年03月29日
忙しい仕事の合間をぬって、バンクーバーへ行ってきました。実に7年ぶり…どのように変わったのか大変楽しみです。今回は春休みを利用して子供二人を同行させました。オリンピックを終えたばかりとあって町の至る所にモニュメントが残っていましたが、そんな物には目もくれずひたすらレンタカーで新興住宅地を廻りました。

まず驚いたのは、住宅価格の上昇でしょうか。多額のチャイナマネーが入ってきているようで、中古であれ一戸建ての平均価格が6000万円を下る事がありませんでした。これは私が日頃言っている、「住宅のデザインが価格の下落を食い止める」という事とは少し違います。単に多くの中国人が自国のお金を安全な国の資産に変えているだけに過ぎません。

おかげで住宅の価格は、えらい事になっておりました。まさにバブル状態です。同行してくれた友人も、7年前に売ってしまったアパートが3倍になったと嘆いておりました。…そんな社会情勢も鑑みながら、住宅情報誌を片手に新興住宅地を廻ります。

昔から変わらないのは、「何でこんな辺鄙なところに?」という場所に、何百戸という住宅が建てられている点です。値段は町に近くてもあまり変わりません。その代わり、素晴しい景観とゆったりした環境があります。団地の側には川が流れ、直ぐにでもアウトドアスポーツを楽しめるのです。

つまり、土地の価格はむしろ風光明媚で落ち着いた所の方が人気があり、決して郊外=安いという価値観が無いのです。これは日本も見習うべき所でしょう。彼らはアフター5の生活を大切にしているという事が伺えます。

北米輸入住宅

北米輸入住宅

北米輸入住宅
家の形状は、何度も訪れていますが昔からそう変わりありません。急な勾配の屋根に大きく張り出したテラス、道路側の庭には手入れの行き届いた芝生と様々な種類の樹木、そしてバランスよく窓が配置されております。

しかし、いつもながらその迫力には圧倒されてしまいます。日本では手入れが面倒なので使われる事の少なくなった木の化粧材をふんだんに使い、それぞれ家の顔になる部分の色を変えて決して同じ家ができないようになっており、その配色も千差万別で大胆だけど品良く塗られています。

今回ひとつ気がついた事は、やたら茶色や黄土色のアースカラーの住宅が多かった事でしょうか…とにかくインド人や中国人の購買者が多いので、東南アジア系の住民に受け入れやすいカラーパターンとなっているようです。日本人も黒色形のアースカラーは昔から好きなので、エコブームもあって今後はこのような配色が流行るかもしれません。(暗くて私はあまり好きではありませんけど…。)

時間の都合もあり、残念ながら今回インテリアを見る事はできませんでした。しかし、多くの住宅のカラーパターンを写真に収める事ができましたので、輸入住宅の新たな展開ができるかと思っています。

贔屓目を抜きにして、改めて北米の住宅は素晴しいと思います。例え郊外の辺鄙な場所で6000万円で購入しても、売る時に同じ値段で売れるのであれば、問題は毎月のローンが支払い可能かどうかという事だけになります。(次回に続く)
 
2010年03月11日
あまり触れたくない話題ではありますが、今回のアメリカによるトヨタ社叩きには本当に腹が立ちます。私は北米のデザインが大好きで、その性能の高いところからも輸入住宅をお勧めしているのですが、こと品質という点からみると日本製にはとても適いません。むしろ過剰というぐらい日本製の品質は高いと思います。

過剰に行き過ぎたものよりも、言わば「おおらか」…多少ゆとりを持っていて手作り感のある北米の資材が好きなのですが、彼らがそこで品質をことさらに主張しているのを見ると「なんでそこまであなたたちが言えるの?」と言ってやりたくなります。

お客様には好んでアメ車を乗られている方がたくさん見えますが、口を揃えて言うのは「よく故障するけど、好きだからね〜」という言葉。とっくにリコールになってもおかしくないような故障でさえ、「アメ車だから」と寛容な気持ちで許されております。まさに「好きだから許す」の境地なのです。

今回の件には、明らかに政治的な背景が見えます。以前にも日本車叩きの事件はありました。没落するアメリカ産業の権威(GM、クライスラー、フォード)、脱米親中を唱える与党…「小国が調子に乗るとこうなるんだぞ!」という意図が大いに見え隠れします。

もちろんリコールについての真偽はあるでしょう。しかしこの程度の内容で叩かれるのであれば、ハッキリ言ってアメ車は生産など最初からできはしません。私もアメ車に乗っていた時、大雨の高速道路でワイパーが止まった事があります。今思えばそのまま携帯電話でナビしながらどこぞにぶつかっていれば良かったなと思います。多分誰にも相手にされないでしょうが…。(笑)

例えて言うなら、弱ってきた巨人がそれまでの寛容な心を失い、周りの優等生に当り散らしているような状況が伺えます。巨人のプライドであった物を今度は叩いているのでしょう。

北米輸入住宅好きな国だけに、今回の事件については正直失望しております。それでも声を大にして言いたいのは、北米の住宅産業はすばらしいです。こんな事があっても見習わないわけには行きません。リーマンショック以降自信を失っているアメリカですが、願わくば他国を貶めるのではなく、自信を高める事に力を使って欲しいと思います。

その点真摯に対応をしているトヨタ社は本当に立派だと思います。私共も気を引き締め、日本のお家芸である品質に力を注ぎ「Made in Japan」が復興する事に邁進したいと思います。
 
2010年02月04日
分譲住宅用地今回は土地のプレゼンを致します。当社の所有している土地で、大変立地の良い場所があります。駅まで徒歩自転車10分、小学校まで徒歩10分、中学校は5分…ほんとに目の前です。

南側には林がありますので、カーテンを閉めなくても覗かれる心配はありません。道路の突き当たりなので知らない人が入ってくる事も少なく、平静な環境となっております。

南東には現在当社のお客様が建築中なのですが、天窓と大きな窓を南側に設ける事で十分明るい住まいが可能です。静かで便利も良い場所ですが、土地と家で2,500万を切る事が可能な物件です。この辺りはなかなか土地が出てきませんので、貴重な物件とも言えます。

詳しい内容は、「分譲住宅用地のご紹介」ページからご確認下さい。
 
2010年01月28日
スプートニックの照明

ダイニング

キッチン
寒い中にもかかわらず、今回の見学会もたくさんの方にご来場頂きました。ありがとうございました。そして、見学会を快く引き受けて下さいましたお施主様、本当にありがとうございました。レトロチックな内装、大きなガレージ、廊下のない広々とした間取りなど見所満載で、来場された方は口々に驚かれておりました。

一言に輸入住宅と言っても、お客様によって求める物は少しずつ違います。私もその点では勉強をさせて頂く事も多く、打合せをするたびに「へえ〜」「そうなんですか〜」を連発する事もしばしば…。特に今回のお客様は自分で家具や古着を輸入されていた経験があり、1900年代アメリカのポップカルチャーの知識ではとてもかないません。

お客様自身で用意されたスプートニックの照明や、ダイニングキッチンのカラーリングを見ると、本当に日本のインテリアはまだまだ発展途上で、言い換えればまだまだこれからどうにでもなる可能性を秘めていると思います。今回ご来場された方は、その見た事もない大胆なしつらえに、どう判断したものか目をまるくしていた方も見えました。

ただ、これも無秩序にコーディネートしているわけではなく、それらの文化がもてはやされた時代背景があり、それを忠実にトレースしているので、どこかで見たような懐かしい感情に捉われる事ができるのだと思います。そういう点でも今回のお宅は、これから住まいをお考えの方に、一石を投じる素敵な家だと思います。又、完成写真をお楽しみにお待ち下さい。
 
2010年01月01日
明けましておめでとうございます。

年始らしく明るいお話をしたいと思います。当社の事務員さんが、この度結婚される事となりました。(パチパチパチパチパチ〜。)思えば、当社に来て頂いてから早10数年。先代の頃から勤めて頂き、実はHOUSE&HOMES勤務暦は社長である私よりも長い方なのです。

色々と思う事は尽きません…本当におめでたいです!大変な時代ですので、様々な逆境がこれからも現れると思います。一人ではめげてしまいそうでも、二人力を合わせれば乗り越えて行けると思います。長年に亘る私達結婚先輩のレクチャーを活かして、なんとしても幸せな家庭を築いていって下さい。

お客様、関係者様、今年も一年お付き合いよろしくお願いします。私共に関わる人が、皆幸せになりますように祈願しまして新年の挨拶とさせて頂きます。今年もHOUSE&HOMESをよろしくお願い致します。
 
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